消費税増税 公約に明記 民主代表選討論会 野田首相が主張
2012年9月15日
消費税増税 公約に明記
民主代表選討論会 野田首相が主張
2012年9月13日 赤 旗
民主党代表選(21日投開票)で12日、野田佳彦首相、赤松広隆元農水相、原口一博元総務相、鹿野道彦前農水相の4候補による日本記者クラブ主催の討論会が開かれました。
増税・日米同盟基軸 違いなし
国民世論が影響 矛盾も
各候補は、日米同盟基軸や消費税増税などで主張に違いは見られませんでした。他方、民自公3党合意にいたる党運営、原発・エネルギー政策、オスプレイ配備、環太平洋連携協定(TPP)などをめぐっては、矛盾も垣間見えました。
3党合意
赤松氏は、「一体改革」法案に賛成しておきながら、党運営については「結論ありきで、質疑打ち切り、役員一任という形で決めてきた。こういう方式に問題はなかったか」と提起。内容も「増税だけが先行するのではないか」とただしました。原口氏は、マニフェストで約束していない増税が許されるのかと問いましたが「一体改革は避けて通れない」という立場。一方で、「首相問責で3党合意は崩れている」と述べました。 野田首相は、「社会保障を安定化させていくために先送りできない」と従来の主張を繰り返し、「それぞれの政治決定が終わった後には改めて確認」と述べ、自民党新総裁との会談の開催を示唆しました。(後略)