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「消費税を5%に」―導入32年目―各地で宣伝
2020年4月4日
【赤旗】4月2日 「消費税を5%に」―導入32年目―各地で宣伝
 消費税導入から32年目を迎えた1日、消費税廃止各界連絡会や消費税をなくす会などが各地で宣伝を行い、「消費税10%と新型コロナウイルスによる経済危機の打開へ、消費税を5%へ引き下げよう」と訴えました。
 消費税をなくす全国の会と東京の会は東京・巣鴨駅前でアピール。買い物客を前に梅村さえこ常任世話人(日本共産党前衆院議員)は「コロナ対策で自粛要請は補償と一体で行うべきです。現金給付と5%減税を実現させよう」と訴え。木口力事務局長は、安倍首相に要請書を送ったことを紹介し、「自民党内からも消費税減税論が出ている。いまこそ声をあげ実現を迫ろう」と述べました。
 板橋区の女性(82)は「年金が下がり生活が苦しい。いま着ている服は10年前に買ったものです。どうか消費税を下げてほしい」と語りました。
 大阪市・なんば高島屋前でリレートークを聞いた浪速区の女性(65)は「コロナの影響で仕事が減らされた。消費税を下げてほしい」。札幌市・大通公園で「コロナウイルスで経済に大打撃! 消費税減税で景気回復を」との横断幕を掲げた宣伝を聞いた北区の男性(60)は「消費税は下げた方がいい」と述べました。

【AERA dot.】4月10日号 「森友公文書改ざん事件で自殺した近畿財務局職員の手記でも懲りない高級官僚」 (古賀茂明)
 森友学園事件で、財務省の佐川宣寿理財局長(当時)に決裁文書の改ざんを強要されて自殺に追い込まれた近畿財務局職員、赤木俊夫さんの遺書と手記が公表された。安倍晋三総理が国会で自身と昭恵夫人の関与を完全否定する答弁をしたため、その答弁に合わせて、佐川局長が部下に文書改ざんを命じた。現場でその悪事に加担させられた赤木さんは、最後は自殺することで財務省の不正を告発したのだ。赤木さんの悲痛な心の叫びを綴った手記を見て、多くの国民は同情し、憤りの気持ちを持った。
 しかし、赤木さんのことを問われた安倍総理は、「ああいう結果になり、総理として大変申し訳ない」と形だけは謝罪したものの、赤木さんの告発に応えて再調査することは簡単に否定した。自分のせいで死に至った官僚の声を踏みにじる冷酷なその姿に、国民の多くは驚き、また二重の意味で怒りを感じている。
 本件に限らず、安倍政権は、官僚を支配し、官僚はその意向を忖度せざるを得ないという見方が一般的だ。桜を見る会の事件ですぐに嘘だとわかる答弁を繰り返す内閣府の幹部官僚や検察官の違法な定年延長問題で虚偽答弁撤回に追い込まれた人事院の局長などには、同情する声すら上がる。
 しかし、彼ら高級官僚たちの身の上を赤木さんに重ねて案じることは決してしてはならない。なぜなら、彼らには彼らなりの打算、すなわち、忖度して嘘をつき通せば、安倍政権は、出世や天下りで報いてくれるという損得勘定があって動いているからだ。
 現に、佐川局長は国税庁長官に出世し、安倍政権の検察支配のおかげで牢屋行きも免れた。加計学園事件でも、大ウソで安倍総理を庇った経済産業省出身の柳瀬唯夫元総理秘書官は官民、内外問わず、多くの企業から引く手あまたで、悠々自適の天下り生活を送っている。
 桜を見る会の事件で文書を改ざんした内閣府人事課長も、刑事罰はおろか国家公務員法上の処分もなく、内規による「厳重注意」だけだった。国公法の処分なら今夏昇進できないが、内規処分なら出世できる。安倍政権が夏の「出世」を約束したようなものだ。
 官僚たちは、ただ隷従しているのではない。しっかり見返りを得ているのだ。
 実は、こうした個別の「忖度への報酬」以上に官僚が安倍政権を評価していることがある。それは、安倍政権が官僚の利権にめっぽう甘いということだ。
 最もわかりやすいのが、歴代内閣が常に掲げていた「行政改革」や「公務員改革」が、第2次安倍政権では「死語」と化したことだ。今や各省庁の天下りもやりたい放題と言ってよい。(以下略)※週刊朝日  2020年4月10日号

【NEWSポスト】4月20日号 安倍昭恵氏の花見問題、総理でも完全に制御不能状態か
 森友学園問題への対応を巡って近畿財務局職員が自ら命を絶った理由は、公文書から「安倍昭恵」の名前を消す改竄を強いられたことだった。職員の遺書が公になり、改めて疑惑の渦中にある昭恵夫人が、よりにもよって芸能人らと“桜を見る会”を楽しんでいた──。
 国会では、野党が昭恵夫人の証人喚問を求めていた3月下旬、都内某所、ライトアップされた七分咲きの桜をバックに13人の男女が笑顔で肩を寄せ合い、1枚の写真に収まっている。中心にいるのは、昭恵夫人だった。
 写真を見た参加者の知人はこう話す。「この日の参加者は、昭恵さんを囲んで以前から集まっていた人たちが中心だそうです。写真で昭恵夫人の隣にいるのは人気モデルの藤井リナさん。2014年にYouTubeで昭恵さんと対談するなど、もともと交流があったようです。前列にはジャニーズのアイドルグループ・NEWSの手越祐也さんの姿があり、他にも芸能関係者がいる華やかな面々です。ただ、よりによってこんな時に昭恵さんが花見の席ではしゃいでいるなんて、いくらなんでも非常識でしょう」
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍首相は大規模イベントの自粛を要請。小池百合子・都知事をはじめ全国各地の自治体で「花見の自粛」が呼びかけられている状況だ。一般の国民が自粛を受け入れるなか、総理夫人だけは友人たちと花見でドンチャン騒ぎし、“濃厚接触状態”で写真に収まる──何ともシュールな光景だ。(以下略)※週刊ポスト2020年4月10日号