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総選挙で10%増税阻止を―消費税をなくす全国の会が総会
2017年10月2日
【しんぶん赤旗】10月1日 総選挙で10%増税阻止を―消費税をなくす全国の会が総会
 消費税が総選挙の争点となるなか、消費税をなくす全国の会は30日、東京都内で第28回総会を開き、「総選挙では、市民と立憲野党共闘の勝利で、安倍政権を打倒し、消費税10%中止、憲法9条改悪阻止を目標にします」とする活動方針を確認しました。
 常任世話人の増本一彦さんは「総会を、総選挙で増税阻止を掲げる立憲野党を躍進させる決起の場とします」とあいさつしました。
常任世話人で日本共産党の前衆院議員、梅村さえこさんは「なくす会の出番のとき。私も再び議員バッジをつけて、『増税を阻止してほしい』という国民の声を国会につなぐパイプ役になるよう大奮闘します」と訴えました。
 各地の代表も総選挙にのぞむ意気込みを語りました。沖縄県の代表は「消費税10%中止5%に戻せ」と手書きした看板を数十カ所に設置したと報告。「総選挙は安倍さんを落とすチャンスだ」。高知県の代表は香美市と南国市で「なくす会」を立ち上げたことを紹介。「学習や日頃の活動をいかし、総選挙でも先頭に立ちます」。京都府の代表は宣伝物を常に持ち歩いて会う人ごとに消費税を話題にし、「22日の投票日まで駆け足でがんばります」。と語りました。
 木口力事務局長が報告とまとめの発言で、「争点は安倍首相のいう増税分の使途変更ではない。増税そのものが問われる」と強調。希望の党について「安保法制容認、憲法改悪の政策は、私たちの要求と一致しない」と、きっぱり対決する姿勢を示しました。
世話人225人、常任世話人18人、木口事務局長の再任を確認しました。