ひろがる草の根活動
ノー消費税 2014.1 第269号

●「あきらめられない」と毎週宣伝=千葉・大網の会

 千葉県大網白里市の「大網の会」は市内のスーパー前で毎週宣伝を繰り広げています。
 安倍首相が一方的に消費税増税を実施すると発表したのがきっかけ。会のなかでは、国民のことを少しも考えない安倍首相に「このまま増税を許すのはくやしい」「あきらめきれない。週一度の宣伝をやってこたえよう」と意見はまとまりました。
 11月27日のスーパー前の宣伝行動には12人が参加。元気によびかけ69人の署名があつまりました。「会」の渡辺年也代表は「署名する人からはあきらめられない、という怒りがひしひしと伝わってきます」と言います。
 意気高い「会」の宣伝行動は、市内3つのスーパー前で順次行っています。
 「会」は昨年、消費税中止を求める請願を議会に出し、採択され意見書を国にあげさせた経験を持っています。さらに「会」は11日、世話人懇親会を開き活動を交流しました。ある世話人のところに工事現場で働いているような作業服姿の若者が訪ねてきて、(情勢の)詳しい話を聞かせてください、と言った話に、「若い人たちはまじめな話を求めているんだね」と、なくす会の活動にもっと勢いをつけようとなりました。

●増税中止、歌声や看板張り出し訴え=沖縄の会

 「沖縄の会」の豊村朝英さんが会の最近の活動の通信を寄せてくれました。
 10月27日には、那覇市内で南ぬ風(へーぬかじ)合唱団主催の歌声喫茶で「冗談じゃない税」を歌いました。「冗談じゃない税」は、「沖縄の会」の宣伝や増税中止署名、パンフレットの販売などのさいに歌われてきました。
 「会」では「4月消費税8%中止させよう」と書かれた新しい看板をつくり張り出しをしています。

●73人が参加活発に報告=山口の会が総会

 消費税をなくす山口の会は、12月7日に第20回総会を開き、73人が参加しました。
 総会に先立って、消費税をなくす大阪の会の清藤詔八郎事務局長が記念講演をしました。
 総会では池田事務局長が方針案や新役員体制案を提案。22人の役員が決まりました。討論では岩国、宇部、下関の3地域の代表がそれぞれの地域の活動を報告しました。

●はちきん(8禁)の会発足=三重の会

 消費税をなくす三重の会は、一千万署名に取り組むとともに、今まで以上に幅広く共同を広げるために高知の会にみならって「消費税8%は禁止」の三重はち(8%)きん(禁)の会を立ち上げました。はちきんの会は「幅広い共同を広げ、運動の担い手を増やす」として1月末までに、500人以上の賛同者を募り、その資金で、呼びかけ人を掲載したチラシを作成して、2月に駅頭や商店街、地域での配布、署名対話運動に活用していくことにしています。