ひろがる草の根活動
ノー消費税 2013.09 第265号

●国民の願いと議席はねじれ 福島県の会が宣伝

  福島県の会は7月24日、県各界連とともに福島市内で宣伝・署名。「『自民圧勝』でも国民は消費税増税を認めたわけではない。国民の願いと国会の議席はねじれたままです」と訴え、消費税増税中止署名への協力をよびかけました。
 年金暮らしだという女性は「私は安倍首相は嫌いだ。自民圧勝なんてとんでもない」と署名しました。

●年金削って消費税増税はおかしい 埼玉県の駅頭で

  埼玉県の消費税をなくす川口・芝各界連絡会と蕨市塚越の会は7月27日午後、JR蕨駅東口で署名行動をしました。
 参加者は「消費税はこの秋に値上げするか決ります。いま署名で増税ノーの世論を表すときです」と訴えました。
 高齢の夫婦が「政党助成金はけしからん。年金を削って消費税増税なんて許せない」と署名に応じました。

●「増税中止」の訴えに注目 京都で訴え

 「京都の会」は7月3日と17日に、宣伝カーでテープを流して、京都市内をまわりました。
 「増税中止」の訴えは道行く人の注目を集めました。

●アベノミクスで生活よくならない 「岡山の会」の宣伝

 「岡山の会」は7月24日、岡山市の表町商店街で県各界連とともに消費税増税中止を求める署名をよびかけました。
 署名をした女性(65歳)は「アベノミクスで景気がよくなったというけど、私たちに全然いいことはない。よくなったのは輸出大企業だけでしょう。大企業に減税して庶民に増税なんておかしい」と言いました。

●国民は認めない 高知県の会

 「高知県の会」と消費税廃止連絡会は7月24日、高知市内で定例宣伝をしました。  60代の女性は「増税をすすめる自民党が勝って『なんで』と言う気持ちです。共産党の議席が増えたので消費税の増税が中止になったらいいですね」と言っていました。

●草の根訪問 6店舗が宣伝を承諾=岩手・都南の会

 消費税をなくす都南の会は、県都・盛岡市の南部にあり、1992年に盛岡市と合併した旧都南村を中心に活動しています。会の設立は1994年ごろで、消費税5%への増税反対の運動が広がる中でした。会員数は現在597人です。
 会の主な活動は月1回第2土曜日の宣伝・署名です。毎回7、8人が参加し、約1時間で100人前後の署名が寄せられます。
 都南地域は盛岡のベッドタウンで商店街のような人通りの多い場所がなく、郊外型大型店や産直センターなどの駐車場を借りてチラシを配り署名をお願いしています。
 今年の4月、世話人会を開いて宣伝・署名を強めようと話し合い、地域内の大型店を世話人代表と事務局長が訪問して店舗前で宣伝をさせてくれるよう要請しました。そして六つの店舗から承諾を得ることができました。それまでの宣伝は、隣の地域の生協の店舗まで足を運んでいましたので、みんなで喜びました。ただ、マイクを使えないことが唯一不満です。
 高齢者の多い会ですが、「無理をせず楽しくやろう」と、チラシを配りのぼりを立てて、買い物客と世間話をしながら署名を訴えています。これからは若い人にも参加を呼びかけ、もっと広げていきたいと思っています。