ひろがる草の根活動
ノー消費税 2013.03 第260号

●おめでとう100号記念=愛知の会

 このたび愛知の会の会報「消費税ノン」(年4回発行)の100号記念号が発行されました。創刊当時からかかわってこられた方がたによる座談会とともに、創立時の事務局長・鈴木宗一さんから次のような会の歩みが紹介されました。
 出発当時愛知の会は日本共産党愛知県委員会の援助で各種の集会に出向いて、その場で「会」への入会をよびかけました。会費はないことが入会を後押し。街頭での呼びかけを含めて数千名の会員ができました。ここでパソコンが威力を発揮。名簿を一気に整理し、行政区ごとの「なくす会」名簿を完成。これをもって「会」は宣伝カーを出して町村まで宣伝し、町や村にも「なくす会」という政治的風をおこすことを考え、実行しました。―省略
 愛知の会発行の「消費税ノン」(B5版8ページ)は現在1万2千部発行し県内全市町村に配布されています。

●「増税ゼッタイ反対」かかげ総会開く=太田の会

 2月2日、大横断幕を掲げて第23回総会を開きました。「13年は消費税増税中止運動の正念場」と題する学習会の後、佐伯正隆事務局長から方針が提案され、討論のあと認されました。

●「ノー消費税」の普及が各地で

 千葉・柏の会の世話人会で「ノー消費税」読者は高齢者が多く、黙っていると減紙になるので、積極的に増やしていこう―と話題になり、それぞれでめぼしい人に購読を呼びかけています。世話人の長谷川巌さんは、20年来通っている眼科のドクターに消費税のことを話すと、消費税はダメな税≠ニ言われ、柏の会のニュースを渡し、「会」のことや「ノー消費税」を紹介して、活動の財源にもなっていることなどを話すと快く購読してくださいました。また、肉屋さんには行くたびに消費税のことや営業のこと、同業者が廃業したことなど話がすすみ、柏の会のニュースを渡していました。3年越しのお付き合いとなり、思い切ってノー消費税の購読を呼びかけたところ、快く読んで下さることに。
 さらに我孫子市の知り合いから講師の依頼があり、その際に購読をお願いして読んでいただけることに。長いおつきあいでも思い切って購読をすすめることが大切、と長谷川さん。柏の会はこうして110人の読者を組織しています。

和歌山、奈良、東京でも増紙
 和歌山の川野俊三さんは全国総会に出席した折に資料で見た県内の読者が47人は少ない!とさっそく仲間の民商の方や友人に声をかけ、購読を頼み、5人を増やしました。
 奈良の会でも5人の読者が増えました。
 東京むさし村山市でも学習会を機に読者が増えました。
 全国の会事務局でも学習会や総会に参加して、購読をお願いしています。友人や知人にもすすめて購読者10人を増やしました。

●宣伝を2回に増やし活動=神奈川の会

 2月9日第23回総会を開き35人が参加。増本一彦代表世話人の講演を受け、討論しました。会は各界連と共同、宣伝を月2回に増やしています。参議院選にむけて「さらなる活動の強化で増税中止を」と決意がみなぎりました。

●消費税増税中止へ=消費税廃止各界連

 2月13日、全国代表者会議を開催。学習・宣伝・対話を強め参議院選挙では、増税中止できる国会をめざして、1千万宣伝・署名、1万団体申し入れ、全自治体での増税中止決議、5千人規模の4・11国民大集会(仮称)を開くことを確認しました。

●草の根訪問 地域に増税ノーの宣伝を=高知県の会

 「会」は、昨年10月、総会を開き、もっともっと草の根に「消費税NO」の声を広げ、県下になくす会を増やそうと、世話人を20人から33人へと1・6倍にふやし、決意を新たにしました。総選挙が終わり、暮れの常任世話人会、1月の世話人会では、安倍内閣の国民の暮らしを壊す危険な経済政策許せない!何としても「増税ノー」の運動を年初めからと、24日の各界連との共同行動のほかに、独自に街頭宣伝、月2回の日曜市、金曜日の行動を計画し、世話人さん自身も身の回りで署名や会づくりをしていこうなどと話し合われました。
 1月は4回行動しました。いつも10人〜13人の参加で新しい世話人さんもマイクデビュー、一人で15人、20人の署名を集めるスーパーマンの登場など活気ある行動です。
 1回30分程度の行動のなか、しかもあまり人通りが多いとはいえないのに、20数人から50人の署名があつまります。署名行動に出られない人でも地域で集めた署名を送ってくれたりして、1月に集まった署名は250人に達しました。
 総会には元県労連議長が参加され、「個人が集まって意見を言って行動しているのはスゴイ」と会の取り組みを評価してくれました。東部の津野町から参加した方は宣伝カーを出し、あらたに世話人にもなってくださいました。
 1月11日の宣伝には世話人さんが友人を伴って参加され、2人で20人以上の署名をとり、その友人の方も入会しました。国民の増税反対の声を大きく結集して行けば中止できることなどをもっともっと知らせて共感を得てゆくことが大切と痛感しています。