ひろがる草の根活動
ノー消費税 2012.8 第253号

●2月から毎週宣伝、チラシ3千枚を配って 大分・臼津の会

 臼津の会は、臼杵市と津久見市にまたがる会です。毎月の宣伝は津久見と臼杵を隔月で行っていましたが、増税攻勢の情勢に合わないということで、今年2月から毎週行おうーと話し合い、これまで18回行ってきました。臼杵で10回、津久見で8回です。
 宣伝カーでテープを流しながら、ガソリンスタンド前や住宅街をまわり、車道で訴える形です。ビラは一軒一軒に手配り、およそ3千枚をまきました。署名は住宅を戸別に訪問して記入してもらいました。

●保土ヶ谷の会も毎週宣伝
 会のみなさんは毎週街頭宣伝(各界連と共同で2回、なくす会独自で2回)に取り組んでいます。各界連の要請行動にも参加しています。6・13国会要請行動や6・23国民大集会には23人が参加しました。

●地元選出参議院議員全員へ要請はがきを出そう
 埼玉の会は、地元選出参議院議員全員へ、「消費税増税はやめよ」の要請はがきを提出しようと呼びかけています。要請はがき700枚を印刷して、「ノー消費税」読者に5枚づつ郵送して、署名をしてすぐに送るよう要請しました。

地元の民主党参議院議員への要請

 愛知の会は26日の衆議院強行採決を許さない!と、地域出身の衆議院議員に緊急の要請ファックスを送るよう草の根に要請しました。
 要請文書は「消費税上げたらわやだがね『消費税より富裕税を』強行採決やめてまえんかね」の表題で文書も名古屋弁で書かれています。つづいて7月6日には各界連とともに参議院議員の地元事務所を訪問し、「参議院で廃案に」するよう要請しました。


●国会の強行採決に各地で抗議の集会 岩手で怒りの県民大集会
 7月1日、盛岡市内で『消費税ストップ!怒りの7・1集会』が開催され、800人を超す人が参加しました。生協連や労働組合、民商、なくす会など14団体による実行委員会主催。市内の老舗デパートや森林組合、建設労働組合などが協賛しました。経済アナリストの森永卓郎氏による講演。参加者から消費者、商業者、高齢者、若者、医療関係などからの報告があり、被災者からも訴えられました。集会決議を採択し、繁華街をアピール行進しました。
 岩手県議会が7月9日、「消費税増税反対」の意見書を採択しました。県議会採択は全国ではじめてです。

●岐阜・加茂郡八百津町で見書採択
 岐阜県の会は、県議会が開会された6月19日、「消費税に頼らず社会保障と財政の建て直しを求める請願
書」(林進事務局長名義)を県議会議長に提出しました。会事務局長の林進さんと、世話人の鈴木正典さん
が各会派をまわり要請。自民・民主・公明は会派で検討すると回答。日本共産党は大須賀県議が紹介議員になってくれました。
 また、市町村議会にも同請願書を提出しており、6月19日八百津町で意見書が採択されました。
 岐阜の会は「ノー消費税」読者の拡大にも奮闘しています。

●野田内閣は国民の声を聞いていない 福島の会が商店街宣伝

 7月10日、福島の会は福島市の五月町商店街で、34度の猛暑のなか、増税反対の宣伝・署名をおこないました。「反対世論を7〜8割にして参院で廃案に追い込みましょう」と訴え、商店10軒を訪問し、対話するなかで、全店が署名に応じてくれました。
 「野田内閣は官僚任せで、国民の声をきいていない」(塗料屋)、「消費税が10%になったら払いきれない」(呉服屋)など、怒りをもって署名してくれました。

●大人気のパフォーマンス宣伝 東京・足立区で

 なくす会も参加する足立区の消費税増税反対実行委員会は、明るく楽しく宣伝を!と、パフォーマンスを交えて宣伝。6月はのべ117人が参加し248人からの署名が集まりました。


●青森の会総会・学習会
 「会」は7月13日夜、県民福祉プラザで30人が参加して学習講演会と総会を開き、消費税増税法案の廃案をめざしてさらに運動を広げていくことを確認しあいました。
 総会の前に、全国の会の牧野由子事務局長が講演。政府やマスコミの増税キャンペーンにもかかわらず国民の多くは増税に反対し、民主や自民の内部矛盾をひき起こしている。さらに運動を大きくし、増税法案を廃案に追い込もう、と訴えました。
 総会ではこの一年、毎月の宣伝で520人の署名、1千枚のチラシ配布。約300人の賛同を得て「消費税NO」意見広告ポスター500枚を作成。ラジオで意見広告を流すなどの取り組みをしてきたことが報告されました。