ひろがる草の根活動
ノー消費税 2012.1 第246号

●出前学習でパンフレットと会員を拡大 石川の会
 事務局長・佐伯富美子さんは、この間地域の会をつくってとお願いしながら、少人数でパンフレット学習をしてきました。新婦人、健康友の会、年金者組合などと相談して、学習会を計画してもらい、これまでに40〜50冊を普及しました。学習はパンフをもとにして行い、どこでも「怒りが増幅される」との感想が寄せられています。こうした学習のあと、「会」への加入を呼びかけ、会員は50人ほど増えました。また学習のなかで2人の方が世話人になってくれました。年明けには小松民商の新年会で学習の予定です。

●団地や住宅街で宣伝 和歌山の会
 県の会は各界連とともに毎月和歌山駅で宣伝していますが、駅前では消費税の本質や財源問題を十分に説明できないので、話をゆっくり聞いてもらえる宣伝をしようと、駅前宣伝の後に住宅街に出かけ、団地とスーパー前での宣伝を行いました。
 岩出の会は月2回の宣伝を行っています。11月は1日と、17日に行動しました。1日はいつものように4人で、ビラ350枚を各家に配りながら、12カ所で宣伝。(写真左)
 17日は10時から12時まで通りに面した住宅街や、今まで行ったことのない場所で、「ノー消費税」の宣伝メモを参考に訴えました。エプロン姿を車のスピードを落としてジーッと見ていく人が何人もいました。


●消費税と聞いて黙っていられない 京都の会
京都の会 11月18日
 11月18日、西大路七条のライフ前で、定例宣伝をしました。4人でチラシ入りティッシュ120個を配り、2人が入会しました。
 「野田首相が国民には何も説明せずにG20で消費税増税を明言したり、アメリカにTPP交渉参加を伝えるなど、国会や国民無視の姿勢を批判、いずれも震災復興の邪魔になります」と宣伝。「消費税と聞いて黙っていられない」と、長い間話し込む人が目立ちました。チラシを受け取った70歳代の女性は「国は無駄遣いが多すぎる。こんな政治に誰がしたのか」と嘆いていました。「選挙にいって信用できる人に入れることが大切」と話をすると、「よくわかった、行きます」と話しました。70歳代の男性は「失業者が多い、働く場所がない。企業が外国へ出て行くからだ」と訴えていました。

●消費税増税―国際公約に怒り 香川の会

 会は11月24日、各界連とともに高松市の商店街で署名行動に取り組みました。政府が提出した「税と社会保障一体改革」の内容を宣伝し、消費税増税反対を訴えました。乳幼児を連れた若い女性たちが「子どもにかかる費用には消費税はかけないようにしてほしい」と署名。「増税もかまわない」と言う人に、大企業への優遇税制や思いやり予算、政党助成金などの話をし、署名に応じてもらいました。会は10月14日の総会で、地域、校区ごとになくす会をつくる、宣伝署名活動を広げる、学習を広げる、などを確認しています。

●地域で11年活動 山口・宇部の会
 現在、宇部の会は世話人10名の体制で運営しています。会の発足は11年前です。県内ではいちばん古い歴史を持っている会の一つです。
 世話人会は2ヶ月に1回ひらく努力をし、その時々の情勢について話し合い、活動計画について協議をしています。
 今年6月以降の取り組みをふりかえって見ますと、6月は、医療生協総大会の会場で、消費税パンフを50冊販売しました。10月は県なくす会総会に14名が参加しました。
 11月は、市内で一番お客の多い大型店の前になくす会と年金者組合のメンバー4人で宣伝と署名をよびかけ38筆の署名をあつめることができました。
 12月は、県の会がよびかけた地域別「消費税学習会」を地域の各界連と共同でとりくみます。
 なくす会は、この学習会に一人でも多くの人に参加してもらいたいという思いから、労働組合や民主団体を訪問し、学習会の案内、増税反対署名、会員拡大で話し合っています。懇談ができたところでは、「市民の目に見える増税反対の運動」を共同ですすめようという話になっています。
 会員をふやし、他団体との共同で増税反対の取り組みを広げます。