ひろがる草の根活動
ノー消費税 2011.8 第241号

●学習と総会開催 幸畑地域では会結成も 青森市の会
 6月23日、青森市の幸畑地域で15人が参加して「消費税について考える会」を開いて学習、その後「消費税をなくす幸畑の会」を結成し、5人の世話人も決めました。
 7月9日午後には、アピオ青森で、青森市の会が、消費税学習講演会と総会を開きました。「全国の会」常
任世話人の梅村早江子さんが「とんでもない10%、20%消費税」をテーマに講演。「社会保障の財源を全部
消費税でまかなうと税率は際限なく上がることになる。こうした内容を伝え、世論と運動を広げれば、増税 はストップできる」と強調しました。総会では各界連のあいさつで「なくす会が再建され、各界連に参加するようになってから、加盟団体が5から11団体に増え、行動参加者も増えて、署名も多く集まるようになった」と評価されました。討議では「職場ごと新パンフを使っての学習会で、毎日1ページずつチューターをきめ、学習している」との発言があり、大小さまざまな学習会の開催、会員と「ノー消費税」読者の拡大などの方針を決めました。

●結成以来初めての学習会 愛知瀬戸・水野の会
 会は結成以来始めての学習会を7人が参加して開きました。問題提起は品野の会の岩外雄弌さんからで、「この世にあってはいけない悪魔のような消費税、原発のような消費税は、日本の経済を根底から混乱させた。
 大企業が儲かるシステム、派遣労働者が蔓延する労働市場は日本経済を破壊しています。」と話しました。
参加者からは企業がこんなに儲けていたことや、商店の苦労が良くわかった。どうしてこんな税金ができたのか、怒りを覚える、など話が弾み、新たに3人が入会しました。

●北陸で「なくす会」交流会開催
 北陸で「なくす会」の活動交流会が金沢市内で開かれ、全国の会から江尻尚子事務局長代行が参加しました。日ごろの活動、東日本大震災の復興財源や社会保障財源を口実とした消費税増税の動き、各県の会の宣伝・署名活動や自治体請願の取り組みなどについて交流しました。石川の会の佐伯富美子さんは、「各団体と共同で取り組んでいる。いくつかの団体に呼びかけて会づくりも進めている。ノー消費税読者も増やしたい」。富山の会の藤田政治さんからは「毎月の宣伝とともに、会の活動ニュースを県独自に作り、会員に配っている」などが報告され、今後、消費税講座の開催や会員拡大などの取り組みについて論議しました。北陸地方の県交流会は今回で3回目。

●「困っトラ」が大人気 大阪・寝屋川の会
   6月15日、寝屋川の会は、京阪寝屋川市駅前で、宣伝署名行動を行い12人が参加し、91人の署名を集めました。「被災者にも消費税はおかしい」「復興には逆効果」との訴えに、市民の関心は高く、「増税になったら本当に困る」「会社で署名を集めるから用紙がほしい」といってくる人もいました。宣伝には消費税に「困っトラ」の着ぐるみも登場し握手を求められるほどの人気ぶりでした。