ひろがる草の根活動
ノー消費税 2010.6 第227号

●「会報」読者に協力のよびかけ 千葉県の会
 千葉県の会は、消費税をめぐる重大な情勢のなか、約三百人の「ノー消費税」読者の協力で、活動を広げることになりました。
 活動の内容は「4つのお願い」として、@鳩山首相に対する増税中止の要請ハガキ、A知り合いや友人に会員になってほしいとのお誘い、Bノー消費税読者の拡大、C全国の会発行の「20年冊子」を購読するなどです。はがきと入会申し込み用紙を同封して郵送と手渡しで訴えています。

●地元議員に要請 福岡の会の蔭尾さん

共産党赤嶺議員に要請する蔭尾さん(右)
 4月22日、東京で開催された消費税廃止各界連の全国代表者会議に参加した福岡の蔭尾さんは、地元福岡選出の民主党・楠田衆議院議員、大分選出の社民党書記長・重野安正議員、沖縄選出の共産党・赤嶺議員などに請願しました。

●「怒られっぱなし」と民主党 群馬の会
 群馬の会は5月10日、地元の自民、民主、共産各党をアンケートを持って訪問。対話を行いました。
 自民党は、会の話をよく聴いてくれ、私見だが、「財源不足問題があっても選挙が間近なので、どの党も本音で語らないのではないか」と話しました。民主党は事務員が対応し、「政権を取ってから、『八ッ場ダムのことで抗議の電話で病気になりそう、怒鳴られる声と電話のベルで気がやすまらない』『子ども手当で、抗議の電話がすごい!財源がないと、後期高齢者は棚上げで、頭にきた』等、毎日怒られっぱなしですよ」と、多くの県民から怒りが寄せられていることを話しました。

●メーデー集会でコント上演 富山県の会
 鳩山首相のごまかしをつき、消費税増税させないとアピールしました。
プラカードコンクールで優秀賞を受賞しました。





●冊子「20年徹底検証」を百冊普及! 沖縄・山城正雄さん
 昨年、なくす会全国総会に参加した沖縄市の山城さんは、20年冊子を読んでその内容の豊富さに感動、大
量普及を決意。120冊を取り寄せ、東門沖縄市長選挙を闘うなかで、市役所、同労組、沖縄社大党、社民党
などの幹部に「消費税賛成の人も是非読んでほしい」と話しかけ、これまでに百冊を普及しました。山城さんは「消費税は財源問題とも重なり、対話の糸口になる。本の還元金は交通費の足しにもなり、一石五鳥にも
なる」と意気軒昂です。市内の電柱には手作り看板(1面写真)を張り出しています。

●憲法集会で消費税講演 20冊子とノー消費税普及 静岡・磐田市
 憲法記念日の前日、5月2日に、磐田市で「いわた憲法集会」がひらかれ、消費税をなくす全国の会の梅村早江子事務局長が、「憲法と消費税」と題して講演しました。会場は120人でいっぱいになり、暮らしから憲法を考えようと、消費税が憲法違反の税であり、暮らしを守る運動の指針は、日本国憲法にあることなどを学びました。講演後、会場で、7人の方から会報「ノー消費税」の購読の申し込みがあり、冊子『消費税 徹底検証20年』も18冊買い求められました。

●毎月宣伝、連続51ヶ月  東京・杉並の会
 杉並の会は毎月24日にこだわって、宣伝を続けています。JRの駅頭やスーパーやお寺の前で訴え、今年の3月で51ヶ月連続になりました。久保田幸夫事務局長は、「毎月続けるのはきつい。暑さで汗ダラダラ、寒
さに凍えるときもある。準備も大変だが、街頭での訴えを邪魔されたり、声高にいやみを言っていく人もいる。
ご苦労さんと励まされたり。チラシを読んでいただければありがたい。体力の続く限り頑張る。増税の圧力には決して屈したくない」と語っています。