声の広場から 2011年2月のお便り
A Iさんから
歌人 与謝野晶子 に関する我所見 

 明治〜大正時代に活躍した我国を代表する女性歌人の 与謝野晶子 は、何よりも平和と人間を愛し弱者を思いやるすぐれた人でした。彼女の弟が日露戦争に出征予定となった際に “君、死にたまふことなかれ ! (国のためになんか死ぬな)” と言ったことは有名な話です。今日と違い言論の自由が無かった時代にあのようなことを堂々と言う彼女を、現代日本の報道関係者にこそ見習ってほしいものです。 我国のマスコミの現状は、体制の意向に従ったものしか認められぬといういわば”言論統制”がまかり通っています (新聞を例に取れば、「記者クラブ」に認められぬ記事は出せなく、雑誌も似たような状況)。マスコミ関係者にこそ彼女の勇気を見習ってほしいです。

 では、与謝野晶子氏が、今頃あの世で何を声大に叫んでいるのか?おそらく彼女の孫(「消費税率UP」ばかりをほざいているダメ孫)の 与謝野馨 (経済財政担当大臣:自らたちあげた政党「 たちあがれ日本」 を勝手にたち去った節操なき、えげつなき男)に対して、また「たちあがれ日本」から 2010 年の参議院に立候補して落選した元プロ野球選手の 中畑清 に対して、

“君、たちあがることなかれ !
君、出しゃばることなかれ ! ”
“(消費税増税なんかにたちあがるな・出しゃばるな!)”
と怒り叫んでいることでしょう。