声の広場から　2010年6月のお便り

◆原田さんから 　製造中小企業の経営者です。 　製造業は人をたくさん雇う(非課税仕入れ)ため消費税をたくさん払わなければならず苦しいです。 　もし消費税が倍になったら間違いなくリストラやパート化が進むでしょう。 失業型の最悪の不景気の到来です。私は値段が上がることよりもこちらの方がよほど恐ろしいです。 　政府は内需拡大しなければならないのに、消費税増税と法人税引き下げという全く逆の方にかじを切ろうとしている。結局大企業とアメリカの言うことしか聞かないのでしょう。 　もっと国民がここ２０年の政府の悪政に気付くべきだと思います。

◆中川　正治さんから 　いやたいへんな事態になりました。国民の善意を悪用して民主党までが１０％の消費税増税を打ち出しました。これをストップするには参議院選挙で反対政党を勝利させることが必要ですが、巨大マスコミの宣伝に押し込まれています。 　 「福祉のために、財政再建のためには仕方がない」が大きく増えている中で、政党は選挙になれば宣伝できません。しかし消費税をなくす会や労働組合・個人会員はいくらでも宣伝できます。 　是非、駅頭でもあぜ道でも宣伝カーで、ハンドマイクで宣伝できる声をダウンロードでできるコーナーを作ってください。 　今こそ消費税なくす会が全国に大号令を発して、全国の仲間ががんばって巨大マスコミの宣伝を撃ち破りましょう。よろしくお願いします。 ★事務局より 会報「ノー消費税」の紹介記事のなかで、チラシや宣伝用の訴えをダウンロードできるようにしていますのでご活用下さい。

◆匿名さんから 　消費税が10％になる案があるようですが、私は反対です。ドイツに住んでいたことがあるのですが、消費税が高いために物が本当に売れなくて、国民はかなりせこせこした生活をしています。おそらく、日本が10％にしたら、かえって経済を悪化させます。 　ヨーロッパが消費税が高くても、一般に不満が出ないのは、生活しているとわかるのですが、とにかく地味に生活をする分なら、国や市が丸ごと面倒を見てくれている感があり、教育や医療がタダだからです。(はたして日本がそれが可能になるのか。）逆に、一般市民にとってはタダなので”どうせタダなんだから”というわけで、医者からの必要のない治療や予防接種、薬を頻繁に勧められます。（医者が金儲けに走る） 　それに住環境がとてもよく、日曜日はすべてのお店が閉まってしまうので、お金は使わなくてもいいし、ハイキングなどを楽しめるようになっているからです。10％にするのなら、国民に、浪費させないようにするのも国の責任です。”ショッピングが趣味”、という状態にならないようにするのも国の責任です。 　税金を高額にするならパチンコ店などのギャンブル系や風俗のお店。そして現在、無税の汚い看板設置を立てている業者です。 　住環境を悪化させているところから、高額税金にしてほしいです。